QC検定3級問題解説

2011年第2回QC検定3級問題について

2011年第2回QC検定の基準解答が発表されましたね。

受験された皆さん、自己採点の結果はいかがでしたか?

合格の方、
おめでとうございます!!
この喜びを糧に、さらに上の級をめざしてくださいね。

次回に期待!の方
あまり、がっかりせず、気持ちを切り替えてまた学習を始めましょう。
自分の不得意分野がわかったなら、次回はそこを重点的に勉強すればいいと思います。


さて、3級の問題内容を少し詳しく見てみました。

問題数:
問17まで(92問) (2010年第1回 問17まで(91問)、第2回 問19まで(96問))問題数は前回より4問減りました。

出題分野:
出題分野:品質管理検定3級のレベル表の試験範囲の内容がまんべんなく出題されています。

つまり、3級の場合、レベル表の試験範囲のみをしっかり学習して、理解しておけば、合格は難しくないと思います。

各問題を見てみます。

※ 品質管理の手法と、品質管理の実践の区別: 問1から問9までが手法、問10から問17までが実践の内容でした。

   [内容]             [難易度]

[問1] サンプリングと誤差:容易

[問2] 工程能力指数(Cp,Cpk)とは:Cp,Cpkをしっかり覚えていれば容易。あやふやな人には難しい。

[問3] 散布図:容易

[問4] QC 七つ道具の活用:容易(QC 七つ道具の内容を覚えていれば)

[問5] パレート図:普通(パレート図をしっかり理解できていれば容易)

[問6] 散布図:少し難しい。(応用力が少し必要)

[問7] チェックシート:計算を間違えなければ容易(国語と算数の問題のようです(笑))

[問8] ヒストグラム:少し難しい。(ヒストグラムと度数表の十分な理解が必要)

[問9] 新 QC 七つ道具とは:容易(新QC 七つ道具の内容を覚えていれば)

[問10] 工程管理:普通

[問11] 異常時の処置:容易

[問12] 日常管理:容易

[問13] 小集団活動:容易

[問14] 品質とは:容易

[問15] プロセス管理:普通

[問16] 検査及び試験:容易

[問17] 標準:容易

今回は、2010年第2回試験より、問題数が減りました。
また、難易度は大きく変わらないものの、少しだけ易しくなったような気がします(笑)。

3級に合格して、2級を受験しようと決意された方、
2級の参考書を次の記事でまとめてみますので、参考にしてください。↓
2級の過去問、解説書 まとめ
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